03/11/01
オートボーイ杯 OVER200クラス
最終戦


やってきました!03年度のオートボーイ杯最終戦。今回は12月にTOFが控えてて
初参戦のFZの製作とかで忙しいだろうから出るのやめようかと思ってたんすよね。
ところが!オートボーイ杯じゃ有名な鬼速RZRの”みらくるおじさん”氏から
「R1Zで出てきなよ〜ん」とお声がかかったのだ!
SUGOのRZカップで優勝したもんだから、目を付けられたのだ!(笑)
しかもみらくるおじさん氏は来年ゼロヨンに転向する為、今回が最後らしい。
出るしかないじゃーん!

R1Zで筑波1000を走るのは約2年ぶり。あの時は確か40秒後半しか出なかった気がする。
SUGOを走り終えてからは動かしてなかったけど、タイヤもまだまだ全然使えるし
RZカップ前に一通り整備してたからそのままの状態で参戦。

(WORKS沼千代のマスコット犬!ジジ君)

SUGOのままのキャブセットだったけど、寒い事もありそのままで行けそうだったので
スロー系を微調整して公式練習に臨む。スプロケは以前走った時と同じ仕様にしました。

走行は同じ250ccとかばかりなのでかなり走りやすい状態でしたー。
練習からみらくるおじさんRZRと一緒に走れるので着いて行こうと思ったら、
コースインしたタイミングが悪くて真反対を走っている模様〜
朝の走行だし天気もイマイチの曇り空なので、周りも少し押さえ気味な感じ。
3月にOW01で走って以来の久しぶりの筑波1000なのでコースを思い出しながら
R1Zの走らせ方を色々考えます。OWに比べると軽くて楽ですな〜
そんなこんなで結構軽快に走り、電光掲示板で確認できたなかでは
40秒中盤が1回出てたみたい。思ったより調子良かったので一安心。
予選はさらに気合入れて行くぞーと意気込むのであった。
今回は何としても39秒台に入れたかったんだよねぇ。


(調子良く公式練習を走り、その勢いで予選に臨むが・・・)

そしていよいよ予選の時間
みらくるおじさんRZRに最初から着いて行きたいので早めに並ぶ。
そしてコースイン!
いつもR1Zに跨ったままでも足で1歩2歩でエンジン掛かるのに、
何故かその時は掛かりにくくて手こずり、後ろの人に先に行ってもらった。
(この辺りから後で起こる悲劇を暗示してたようなしてないような・・・)
何とかエンジンも掛かりコースイン。
みらくる号と離れちゃったけど、相変わらずの曇り空で気温もイマイチ上がらないので
無理せず少しゆっくり目でタイヤを暖める。
(いつもは最初から結構イっちゃうのに珍しい事するから・・・(-_-;)

コースを一周し、いよいよタイム計測開始!
周りがあんまりゆっくりなので、もう少し速いペースで走りたいので早目に抜いて行こうと思い
シケインからそこそこのペースで立ち上がる。
前のバイクが1コーナーをインベタ気味に行くのかゆっくり走っていたので、
危なくないように大外から抜いて行こうとアクセルと開けていったら・・・
音に気付いて譲ろうとしたのか、フラっと大外にはらんできた!
おっとラインがクロスしちゃうー、前はゆっくり目のペースだけど
こっちは完全に加速体制だったので進路変更しなきゃとちょいとブレーキなんて掛けたら

スッテーン!(自爆)

タイヤも冷えてたからか、何の前触れも無くコケてしまいました〜(恥)
やっべーよ〜、まだまともに走ってないじゃんよ〜
コケた時に股裂き状態になったらしく、股の付け根がかなり痛かったけど
早く復帰して走らなきゃとバイクを起こしてエンジンを掛ける。
幸い土が湿ってたので砂は吸ってない模様。その代わりバイクも人間も泥だらけ(笑)
ハンドルの位置がズレたので叩いて直す。まだ予選開始したばかりなので
一度戻ってバイクの様子を見てから予選に復帰しようと思ったがなんとー!!
Fブレーキマスターのアルミ製のバンジョーボルトがポッキリ。
2本のブレーキホースがぶらーんぶらーんと俺をあざ笑っている。
TOF仕様のノーマルマスターを、いつまでも使ってたのが敗因だ〜(ToT)
ホース取り付けの位置が外を向いてるんすよねぇ。さっさと社外品に変えてれば・・・(-_-;
もうどうしようも無いので、うな垂れながら帰還する。ガックシ

俺の最終戦が、おわっち まっ たぁ ・・ ・


(やっちまった〜の図)

あ〜ホントにやっちまった〜、こんなの初めてじゃ!
タイム未計測ですよ、だって1週もしてないんだもん(爆)
Aクラス決勝でみらくるRZRさん達と走るどころかCクラス決勝の一番ビリになってしまいました・・・
一瞬やる気がゼロになりそうになりましたが、せっかく金払ってるんでC決勝で頑張ることにしました。

幸い近くにD’sがあるので、折れたバンジョーボルトの残りを外せば簡単に直せると思ったら、
ぬ、抜けない・・・(汗)
バイスで摘まんでも何しても全然動かない。しかもアルミのバンジョーだったから
どんどん崩れていっちゃうし〜(滝汗)簡単に直ると思ったのに、修復作業は大難航。
どうやらコケた時に打ち込まれたような感じになってしまったようで、
マスターにカジっちゃってる様子。どうしようかと、りわさんと困ってる所にyaggyさんが登場。
状況を話し色々やってもらうが、やっぱりダメ。外れません。
どうしよーと思ってた時に、ふとyaggyさんのトランポを見ると1KTのドラッグレーサーが積んである。
1KTはシングルディスクなので、マスターは1/2。R1Zはダブルディスクなので標準は5/8。
使えないもんなーと思ったときに、思い出した!
みらくるRZR号は、コントロール性重視で1/2マスターを使ってるとHPに書いてあったような・・・
さっそく拝見に行くが、みらくるおじさんさんは見当たらず。勝手にバイクを覗き込むと
「お!やっぱり1/2のマスターだーっ!」
ってな訳で、急いでyaggyさんの1KTドラッグレーサーからマスターを外してもらい速攻で付け替える。
ダブルディスクで1/2マスターを使った事は無いのでどんなタッチになるのか見当も付かないけど
ここまで来ると走れるってだけでもう満足(笑)

幸いチャンバーに被害はほとんど無く、サイレンサーに少し傷が付いたくらい。
ステッププレートが内側に入っちゃったので曲げなおす。
あとは泥を落として掃除しまくり。
ツナギとブーツとグローブは、りわさんが掃除してくれました。ありがとう〜


(午前と午後でブレーキマスターが違います(苦笑))

やっとマシンの修理が終わったら、すぐにCクラス決勝の開始時間が近づく。
キャブをイジる暇無かったけど、もう走れれば良いよ(笑)
予選は1週と1コーナーしか走ってないので、ガソリン作る必要も無いや〜。

決勝前に、みらくるおじさんさんに「全車ラップの39秒出すしかないねー」と言われる。
た、確かにそれくらいしかやる事がない(-_-;


(一番後ろは寂しい・・・)

そしていよいよCクラス決勝スタート!
さすがにビリからだと抜き応えがある(笑)1ヘアまでに結構な数を抜いた模様。
とにかく早く抜いてしまってクリアラップでタイムを出したいのだ!
2?3?週目でトップのバイクに追い着く。申し訳ないなぁと思いながら抜かせてもらう。
この頃、土手の上のギャラリーの間では
「おいおいCクラスで40秒かよ」
という声が聞こえてたらしい。
すんまそん、別に表彰台のてっぺんに立ちたくて予選で三味線弾いた訳じゃないんすよぉ〜


(一人でタイムアタック・・・)

予想を反して?1/2のマスターは調子良い。確かにレバーストロークが増えるけど
コントロールはとてもしやすい。筑波1000には丁度良い感じ。
変に気にしなくても普通に走れるので助かった〜
一人でタイムアタックするものの、転倒後って事もあってかイマイチ乗り切れてない気が。
何週かクリヤで走れたけど、すぐ週遅れが出てきてタイムアタックは出来ず。
結局ベストは40秒2止まりでした。これまたガッカリ・・・

そんな訳で’03年のオートボーイ杯 最終戦は腑に落ちない結果で終わってしまいました。
みらくるおじさんRZRとの対決も全く出来ず(-_-;
りわさん達も、それが見たくて来てくれたのに〜。ホントすんまそん(汗)
(実際にはタイム差あるから対決なんてできないけど〜(^^;)

マジで納得いかないので、来年も頑張りま〜す!
’04年も全4戦あるし、みんなも一緒に出よう!
楽しいよ〜ん
(コケなければね・・・)