’01/12/01
テイストオブフリーランス スペシャルRd
D.O.B.A.R ZERO−2
5月のTOF初参戦からあっという間に半年経ち”01スペシャルラウンドが来ました!前回より少し
でも良い成績が残せるように少ない小遣いをケチケチ使い、いらないもの(いるものも?)をヤフオク
で売りまくり(笑)マシンを仕上げました。
(色塗ったら雰囲気変わりました〜の図)
エンジンも中古パーツですが組みなおしました。前回は予算の都合などで塗装できなかったので
今回はなんとしてもやりたかった。でもスペアタンクは持ってなかったので練習の合間を縫って無
理言ってJINさんに超短期間で塗って貰いました。JINさんありがと〜!そのかいあってかなりカッ
コ良くなりました。ツナギも新品買ったしカッコだけは万全です。(タイム出てないのに・・・)
そんな感じでギリギリまで結構ドタバタしながらいよいよ当日を迎える!!
4:45に起床。千葉から来てくれるレース仲間の津川ちゃんを乗っけて5:10出発。最近見つけた
裏道が調子良く、6:00ちょっと前には筑波入り。気温はかなり低いがとりあえず晴れたのでたす
かったぁ。前日に車検は終えてるのでyaggyさんとかと暖気場にこもってキャブセッティングに精を
出す。
(マシンの最終チェックに余念がありませんの図)
練習で大方のセットは出てたがこれだけ気温の低い状態でのデータが無かったのでちょっと悩む。
R1ZはTOFのレギュでエンジンの中身はイジれないので圧縮も低く、うちのエンジンはヘタってる
からか絞り気味にして上を回してもパワー感が出ずただ回ってるだけみたいになってしまうのでちょ
いと濃い目で早目のシフトアップで走る事にしてみました。
そんなこんなしているうちに予選が近づく。寒いので少しでも多く周回してタイヤを暖めたいので前
の方で出られるように早目に行って並べて頂く。タイヤウォーマーを借りてきたのでフル活用する。
しかし125用なのでちょっと外径が足りない無理矢理引っ張って繋ぎ、届かない部分にホッカイロ
を貼る(笑)
(皆が手際良く手伝ってくれたのでホント助かりました〜感謝!)
そしていよいよ予選開始!予選時間は15分だが、最初の5分は寒いしタイヤが温まってないで
あぶないという事からかタイム計測はしない事になっている。なのでタイヤが新品だったのもある
し皮剥きしながらゆっくり走る。周りもやはりとても慎重に走ってるようだ。そうして数週して表スト
レートに戻ると計測開始のフラッグが振られている!いよいよタイムアタック開始!!
いよいよタイムアタック開始!・・・なのだがとにかく寒い〜!調子に乗って前面パンチメッシュの
ツナギなんて買ってしまったものだからすこぶる寒い。手も完全にかじかんでしまってブレーキン
グが上手くできない(汗)まあ条件は皆一緒なのでとにかくがんばる。
(1へアどす。寒くて体が上手く動かないよ〜の図)
そうこうしていると、表彰台常連のCB400SFに裏ストレートで抜かれた。スリップなど入らなく
ても余裕で抜いていってしまった。悔しい。イマイチ体が動かないが何とか着いて行く。最終コ
ーナーの進入はこっちの方が速い。でもアクセルの開け始めくらいからだんだん離される。
やはりタイムで2秒くらい違うので現状では無理でしたぁ。修行が足りんなあ(泣)
イマイチ乗り切れずに淡々と走っているうちに予選終了。8秒台は出しておきたかったが9秒前
半しか出なかった。練習より遅いタイムでがっかり。気を取り直し決勝に向けてやる事を考える。
最終の進入でチャタがちょっとヒドイのでフロントの空気圧を少しだけ下げる。あとは決勝までに
気温がそこそこ上がるはずなのでその辺りを見越しながらまた暖気場でyaggyさん達とキャブセッ
ティングに励む。
そんなこんなでいよいよ決勝。ドーバーのタイムスケジュールは結構タイトなので予選が終わった
と思ったらもう決勝なのだあ〜。かなり日が差してきて暖かくなってきた。これは助かる。でも皆
もそう思ってるので条件は一緒(^^;
(いよいよスタートが近づき緊張も高まるの図)
グリッドは8番。2列目の一番内側。選手紹介では今回も手伝ってくれる皆が盛り上げてくれる。
TOFのスタートはシグナルでは無く日章旗振り下ろし式。こっちの方が慣れれば分かりやすい
気がするかな?選手紹介が終わりコースを一周して再びグリッドに付きいよいよスタート!
(なんか面白いカットだ〜、本人はテンパってます(笑))
(スタートォォォォォーッ!!)
クラッチミートの瞬間ちょっとミスったけど何とかごまかし1コーナーへ。出だしでミスったので
2,3台に抜かれた感じ。目の前に集団がいるので気合も入る。が、しかし前にいるのは4st
400ばかりで直線がみんな速い!1コーナーで突っついていても1ヘアまでには完全に離さ
れてしまいとても抜けない。いや〜な展開〜。
2、3週目?のCXの入り口の右コーナーで前を行くバンディットの横に並べそうだったので左
への切り替えしで刺そうとしたが刺し切れなかった。次の週はCXを立ち上がり重視で行って
2ヘアで刺そうかと思い立ち上がりで被せて行ったらアウトにはらんで来て行き場を失いゼブ
ラに乗り上げてしまった!ここのゼブラは凸凹が付いているのでバイクが跳ねてしまいコース
上に戻ったらハンドルが左右にガンゴンガンゴンロックするほど振られてしまいなかなか止ま
らない!(後でマシンを見るとハンドルストッパーが壊れていた〜)一瞬焦ったがマシンを真っ
直ぐにし、治まれ〜と叫びながら格闘するがしばらく振られたまま走る。そしてやっと治まった
と思ったらもうすぐに2ヘアが待っている!いつもの調子でブレーキを掛けたら「スカッ」何と
効かない〜!バイクを振られた時にキャリパーのピストンも開いてしまったのだぁ。すぐ分かっ
たのでリアブレーキでスピードを落とし、ギヤを落としてエンブレを使いながらながらフロント
ブレーキはポンピングして復活させる。こうやって書くと冷静に対処してそうだけど実際は焦っ
ててもう必至です。目線はコース外のスポンジバリヤに釘付け(笑)それでもラインを大きく外れ
オーバーランしながらも何とかしのいだ。このあたりでちょっと冷静さを失う(ー_ー;
(次は何をやってくれるんだ?と言う観客の熱い視線を受けて走る(笑))
その次の週、1人で大暴れをしている間に開いてしまった前との差を詰めようと気合でCX
を立ち上が・・・ろうとした時何故かリアが大スライドー!!バリ伝のグンなら「グリップしな
いとカレーライスにして食っちまうぞっ!」とか言いながら難無くクリアしていくのだが、グン
に似ているのは身長くらいなもんであれほどのライディングセンスはありません。スパッと
一気に行かれたらおそらく吹っ飛んでいたのだろうが、ニュルニュルって言う感じだったの
で、昔のトレーニングのお陰か体が反応してなんとか持ちこたえる。が、心臓はバクバク。
しかも2週続けて1人で大暴れしてヒヤヒヤしたのでかなり冷静さを失う〜(XoX)
その後は恥ずかしながらビビリが入って守りの走りになってしまう。2回目の大スライドの原
因が良く分からないので、またなるんじゃないかと不安になりながらもその隙に抜いていっ
たバイクを追いかける。が、ラップタイムが上がらないので後続集団に飲まれる。そしてラス
トラップに入った所でCB−1に抜かれる。なんか納得いかなかったので「カチン」と頭にスイ
ッチが入った(笑)これだけは抜き返そうと頑張って追い付き、2ヘアを気合のベストラインで
立ち上がり後ろに着く。裏ストレートでスリップを使って抜き、気合で最終コーナーに飛び込
む。そのまま抑えて何とかゴール・・・
(ゴール!だけど悔しい〜)
予選:8位 決勝:10位
何だか不完全燃焼なレースになってしまった。が、CX辺りで見ていた知り合いの方々が
曲乗り(?!)を喜んでくれたので「まあ良いかあ〜」と頭を切り替える事にしました(^_^;
前回5月のレースで出したタイムも更新できずちょっと悔しいので、来年5月出れるか微
妙な所なんですが頑張って練習に励もうと思います。
今回も参戦するにあたり、応援・協力して頂きました方々にお礼を申し上げます。
次はまた違った面白いレースにできるように頑張ります!!<(_
_)>
以上、Team WORKS沼千代の’01
TOF Splラウンド参戦記でしたーっ!\(^o^)/